起業家の使命は、市場に対して「未だかつてない商品やサービス」を提供する事であり、これからの時代で最も異彩を放つのは、、、「異質」である事を怖れない「異端者」になるのですゥ、、、

「良い商品」はいつの時代でも人々から求められるものですが、市場が成熟してくると「良い商品」ではなくて「未だかつてないもの」を求める動きが出てきます。

単純に「良い商品」を作るのであれば、トヨタに代表される「カイゼン」のような純日本的な経営がハマりますが、「今までない革新的な商品」を生み出すにはスティーブ・ジョブズのような異端者が必要とされると思います。

そして、これからの市場に最も異彩を放つのは、、、

「異質」である事を取り込み、自らの強みにできる人物になるでしょう。

「未だかつてないもの」は、どうすれば生み出す事ができるのか?

ジョブズは一般的なエリートとは生い立ちが全く異なります。

養父母に育てられ、実母との約束で大学には進学させてもらえたのですが、

「興味のない必修科目なんて、時間の無駄だ!」

と、半年で大学は中退し電子装置の修理や、空き缶拾いで日銭稼ぎを行いました。

しかし、その日銭稼ぎと並行し、自分が本当に興味のある科目だけは聴講生として、履修を続けたそうです。こうしたジョブズの行動から彼の行動特性は“2つの基準”に基づいて成り立っているのが分かります。

その1つが、、、

「興味のあることだけを追い求める事」そして、

「その興味のある事に関しては、一切の常識的判断を排除する事」

ジョブズは、一般常識に自身の考えが囚われる事を極端に嫌い、自分が「これだ!!」と思った事には突き抜けた行動力を持って突き進んでいきました。

そして、行動特性のもう1つこそが、企業として世界最高の価値を持つ「アップル」を作り上げた特質となるのですが、それは、、、

「他人の中にある知識、才能を活用する事」

ジョブズという人物は、才能ある人間をスティーブ・ジョブズと言う“異端者”として惹きつけつつ究極まで、その才能を活用する事に手段を選ぶ事はしませんでした。

当時、ジョブズがITの分野を選んだのは、

「まだ、未開の領域だったから」

と本人は語っています。また、

「私は、本当に好きな物事しか続けられない事を確信している」

とも語っており、ジョブズのモノづくりに対する「行動規範」を端的に表した言葉であると思います。ジョブズの価値観を一言で表せば、、、

「未だかつてない商品・製品を生み出す事」

そして、その為の彼の役割は、

「どこにもない新しいデザインをイメージする事」

「そのデザインを実現化するためのスタッフを集める事」

そして、

「最高の成果を目指し妥協しない事」

「スタッフの限界を超えた知恵を絞り出す事」

これらを自分の役割と認識し「偉大な製品は、情熱からしか生まれない」と異常なまでの執念で、仕事に望みました。

その為、「不可能です、、、」と言うスタッフには「君が出来ないなら、他の人間を探す。お前は、もうクビだ!」と、情といったものを一切排除し、即刻解雇も辞さない態度で社員との間に軋轢を生む事も日常的でした。

こうして、多くの失敗を繰り返しながらジョブズは常に「究極」を追い求め、外観だけでな、人目に触れない細部まで「美的」である事にこだわり、未だかつてない製品を次々と生み出しその製品を育て、アップルという会社を、

「完成された、もっとも価値ある会社」

へと導いていく事に心血を注いでいったのです。

ジョブズの成功過程には、彼の生い立ちが深く関与しています。彼は、大学を自らドロップアウトしたように一般的な社会通念とは一線を画した考え方を、どんな時でも貫きました。

ですから、時には非常識を通り越し、

「起業を共にした仲間を騙す」

「上司を欺く」

などは日常的で、他社から無理やり引き抜いてきた人材を自分の一存だけで“一方的に放り出そうとする”なんて事なども平気で実行する人物でした。

しかも、それだけでなく、、、

「人のアイデアを盗む」

といった禁じ手を犯す事にも全く抵抗を示しませんでした。この人物譚を聞いているだけだと、自己愛性障害を患った「性格破綻者」以外の何者でもなかったように思えます。しかし、、、

「市場に貢献する」

といった、価値を作り出す事の重要性に関してだけは、誰よりも深く理解し、そして真摯だったと言えるでしょう。

「S」はおそらくジョブズと知り合いだったら、彼の事を好きにはならなかったと思います。

目の前で人を罵る事に抵抗のないような人物と付き合うと、自分の方が疲れてしまいますし、「人のアイデアを平気で盗めるような神経の持ち主」には“ロクなヤツがいない“と確信していますから。

従って、私はジョブズの性格を擁護するつもりは一切ありません。しかしながら、市場(社会)に貢献してきた実績だけにフォーカスすると、「情熱と革新性」で、人類史に足跡を残した人物とさえ言えるのかもしれません。

起業家の使命は、市場に対して「未だかつてない、最高の商品やサービス」を提供する事

「もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら?」

この質問にこそ、彼の価値観や強みの源泉が集約されていると思います。

ジョブズの仕事に対する姿勢から、市場に価値を与えるには前提となる2つの形容詞がある事が理解できると思います。

その形容詞とは、

「未だかつてない」そして

「最高」の2つです。

起業家の使命は、対価を支払ってくれる顧客に対して、

「未だかつてない、最高の商品やサービス」

を提供する事であり、その責任と義務があり顧客にしてみれば、それを提供してくれる人物であればどんな人間か?などは一切、関係がないのです。

ですから、「未だかつてない最高の商品・サービス」をデザインできる人材を集め、その人材が「はみ出し者であってもクリエイティブに生きる事に喜びを感じ、ハードワークにも耐えうる人材であるなら、知識、技能を身に着ける環境を提供する事が必要だと思います。

要するに大切な事は、その人の「価値観」であり、その人たちの専門的な知識や創作に対する意欲を“あらゆる手段を駆使して”も引き出す事が、マネージメントだと言えるのかも知れません。

そして、その核になるものがあなた自身の「価値観」であり、その価値観から生み出された商品は今までにない「より良いもの」として市場の熱狂的な支持を受け、あなたは市場から「異端者」ではなく“真の成功者”と認められる存在になっていくだろうと思います。

最後までありがとうございました。

追伸

「S」もライター業を始める前は製造業界に居ましたから、モノ作りの楽しい一面は知っているつもりです。

自分の携わった部品が付いているクルマを見ると、当時を思い出し、

「しっかし、ロクな思い出がないけど、ま~だこのクルマ走ってるんだ~(笑)」

と今でなら当時の事を懐かしく思い返す事ができます。受注する立場としてはお客さんから相当に!理不尽な事を要求されても呑むしかなく、憤懣やるかたないと感じた事など数限りなくありますが、それでも自分の仕事の足跡が、形になって社会の片隅に残っているのを見つけると、

「自分の仕事が世の中の人に役立っている」

といった事を実感する事が出来ます。

今では、「作る側」から「売る側」に立場は変わりましたが、逆に作り手だった時以上に、「市場が驚くモノ」「社会に貢献できるモノ」を作り手と一緒になって世の中に広めていきたいと思う気持ちが、強まったと思っています。

良いモノを作っている人は、時に異端者として偏見の目で見られ、奇人と蔑まれる事があるのですが「本当の成功者」「本当の幸せの意味を知っている人」は、最終的に社会が認めていくようになっていくと思います。

これからは、そんな時代が訪れるのであって、「前向きな情熱」のない存在は、市場から見向きもされず、黙って消えていくしかない時代がやって来ると思いますゥ、、、

 

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