落とした財布を確実に手元に戻したいなら「笑顔の子供の写真」を入れろ!!子供の笑顔は「人を善人に変える」素晴らしい力を持ってるのォォーー!!

人間は本能に根ざした思いには逆らえないものであり、それだけにこの本能を利用することで、相手に自分の意図する行動を取らせることができるようです。

ごく一部の人を除いて、

「赤ちゃんの写真を見るのが嫌いだ」

という人は少ないと思います。子供の写真を見て「可愛いー!」と思うのは、自然な反応になるでしょう。

赤ちゃんの写真は、ほとんどの大人を惹きつけるし、実際に、コピーライティングの世界では子供の笑顔はそれだけで「コンバージョン」(成約率)があると言われています。

それに、大人を惹きつけるだけでなく特別なパワーもあるようです。

子供の笑顔は「人を善人に変える」素晴らしい力を持っている

不思議なことに子供の笑顔は「利他的な行動」を後押しする力も持っている事が分かっています。

そのことを証明する、ある実験があったのですが、、、

スコットランドのエジンバラで数百の財布をわざと道に落とし、その財布たちが“どれだけ持ち主の下に返却されるのか?”を確認する実験が行われました。

そして実験の結果、無事「持ち主」の元に戻ってきた財布はほぼ半数だったのですが、実験に使用した大多数の財布にはある写真を忍ばせておきました。

その写真は以下の4種類になるのです。

「笑顔の赤ちゃん」

「かわいい子犬」

「幸せそうな家族」

「老夫婦」

これらのうちいずれかの写真が入れてあり、一部は写真のない財布もありました。中には、チャリティー関係の印刷物などが入った財布もあったようです。

実験の結果は、実に驚くべきものであり、赤ちゃんの写真入り財布は、なんと88パーセントも!返却されたのです。

次に返却率が高かったのは、子犬の写真入り財布であり結果は53パーセント。こちらもなかなか高い数字です。家族の写真が入った財布は返却率48パーセントであり、最下位の老夫婦の写真はわずか28パーセント。

上位の3つに比べるとずいぶんと寂しい結果です。

しかし、写真の入っていなかった財布が戻ってきたのは7個に1個であり、どうやら、財布の持ち主やその家族を連想させるものがなければ、あなたが財布を落とした時は、ほぼ諦めるしかなさそうです。

芸能の世界には、

「子供と動物には勝てない」

なんて格言がありますが、落とし物に関しては、子供と動物が勝負をすれば圧倒的な強さで、

「子供に軍配が上がる」

ということが分かりました。

実験の主任研究者のリチャード・ワイズマン博士によれば、赤ちゃんの写真が入った財布の高い返却率は「人間の本能に関係しているのだろう、、、」とのことです。

人間は進化の過程で、無力な赤ん坊を助けようとする本能を身に付け、その本能は、次の世代を守るためのものであり、それがたとえ他人の子孫であっても「子供を助けなければ!」と思うようになるのでしょう。

赤ちゃんの写真は「利己的な判断」を超越した「利他的な行為」を後押しする働きがあるのです。

では、この赤ちゃんの写真の力を寄付に頼るNPOなら、どのように活用できるでしょうか?

赤ちゃんの写真を使えば、寄付者をより寛大な気持ちにさせ少しでも多くの寄付を、集めることができるかもしれません。

ただしこのテクニックには“使い所”と言うものがあり、誤った使い方をすればあまり効果を発揮しないでしょう。

例えば、赤ちゃんとはまるで関係のない文化財の保護基金とかでは、効果が発揮されるか?はかなり怪しいと思います。

文化財と赤ちゃんでは、あまり関連性がなく写真を見た人に、奇妙な印象を与えてしまうのがオチでしょう。

マーケティングでは一貫性が大事なのですが、人間心理を考慮すると、家族を支援する慈善団体や子供のための医療基金など“子供に関係性があれば”赤ちゃんを前面に押し出して一貫性を保ち、写真の効果を思う存分活用すればいいでしょう。

広告というものは営利を追求するものであり、人目を引かなければなりません。

だからといって、むやみに子供の写真を使っても、そこに相手が自然に感じることのできる「一貫性」がなければ無意味です。

ですから「安全」や「保護」といった分野であれば、赤ちゃん効果の恩恵を、十分に受けられる可能性があるでしょう。

「本能の影響」は絶大であり、誰もが本能の束縛から逃れる事はできない

これはタイヤメーカーのミシュランの事例ですが、ミシュランは安全性を強調するため「タイヤの脇に赤ちゃんが写っている写真」を広告に使った事があります。

「安いタイヤで運転して自分が危険に会うのはいい。しかし、あなたはこのかわいい赤ちゃんまで危険にさらすつもりか?!」

見る者はこの広告から、こんな無言のメッセージを感じ取るかもしれません。そして、自分の根深い本能が反応し、無意識にミシュランのタイヤを選んでしまうかもしれません。

赤ちゃんや子供の写真には、人が逆らいようのない本能にとても大きな影響与えます。

そして、あなたがこの事実を自身のビジネスに利用すれば、あなたは意図する行動を見込み客に取らせることが、楽々とできるようになるかもしれません。

このように「人の本能に根差した訴求」とは、あなたが想像する以上に絶大な影響があり、誰も「本能の軛(くびき)」から逃れる事はできないのです。

最後までありがとうございました。

追伸

本文の最後に出た「軛(くびき)」とは、車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木のことであり、変じて「束縛するもの」を意味します。

 人間というもの行動原理を突き詰めていくと、最後はどんな行為や行動であっても「本能に根差したもの」に行き着くのであり、この地上にいる誰一人として例外はいません!

 で、そんな事を書いていたら、

 「そういや最近、書籍の紹介とか随分とやってなかったな~」

 って事を思い出しました。なので、、、このブログを最近になって訪れた人もボチボチ増えたようなので、久しぶりにコピーを勉強するなら“超基本”の人間心理をまず学びましょ!という事で、こちらの書籍をまたご紹介させて頂きますね♪

 元が英文なので、ちょ~っち読みずらい感じのビジネス書ですが、「8つの人間の本能」を学ぶには最適な一冊であると思いますゥ~

 是非手に取って、本にアンダーラインや書き込みをしまくって!ご自身のビジネスに役立てて頂きたいと思いますゥ!!

  ↓

「現代広告の心理技術101」

http://directlink.jp/tracking/af/1446890/OhCZrcqd/

 

 

 

 

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