好きなものにだけ詳しいのは、どこまでも行ってもアマチュアなのだよ、、、プロであるなら顧客の趣味嗜好に合わせて説明できないと、いる意味ないよねぇ~?

よく言われる事ですが、、、好きな事を仕事にするのは幸せなのか?それとも、仕事は仕事と割り切って考える方が良い事なのか?

この辺りは、大きく意見の分かれるところだと思います。

で、とある販売系の研修で、こんな質問が出たそうです。その質問とは、、、

「自店の売り物(この場合は洋服)を試着しますか?」

という質問です。

この講師の方の質問に、一人の参加者が、

「自分が気に入ったものは試着する」

と答えたそうです。

あなたは、この答を聞いてどんな感想を持ちますか?ちなみに着なかった服に関しては、お客様の感想などを参考に接客時のアドバイスにしているそうです。

自分の好きなものは、進んで取り入れようとするけれど、大して興味のないものにはあまり反応しない、、、

私はこの姿勢には、プロとしての合格点を与える事ができません。

プロのセールスであるなら、カタログには出来ない「説明」を行えないと存在する必要がない

アマチュアとプロの最大の違いは「興味の範囲の広さ」にあると思います。

この場合、服飾店の従業員であるなら「洋服のプロ」としての自覚と、それを担保する知識が必要になるでしょう。

少なくとも自店の商品に関しては“自分なりの感想やアドバイス”が出来る必要があるのです。

しかし、、、

自分の好きなもの、気に入ったものにだけ詳しいけれど、それ以外のものについては、具体的なアドバイスができないならば、それではプロとして失格でしょう。

好きなものの知識だけが詳しいのは、どこまでいってもアマチュアであり、ただの「いちファン」であると言えるのです。

本当にプロとしての自覚があるなら、少なくとも自店の商品については全て試着するなりして、「自身の体験」として語れる必要があると思います。

商品とは、、、使ってなんぼのものであり、見ているだけ手に取っただけでは本当に良い部分、あるいは今一つのところなど、生きた情報としてのアドバイスができません。

これは家電の販売員でも同であって、カタログに書いてある事しかしゃべれないなら、お客様にはカタログだけを渡せば済む話だと思います。

プロの仕事は、カタログにはない使い勝手や、文字からは想像できない情報を伝える事であり、それが出来なければ、存在する価値がないのです。

本当のプロ、プロとしての自覚のある人は、、、たとえ自分の興味のないものであっても手を出します。

むしろ、今まで興味がなくて知識がなかったものにこそ触れてみて、自分の世界を広げていくのだと思います。

これは、服でも家電でも、何でもそうで、形の無いサービスであれば尚更でしょう。もし自分で試せない物なら(女性ものを薦める男性とか)それなら、試せる人に聞いてでも接客の引き出しを増やしておくのがプロとして当然、求められる姿勢です。

そして一番、自分の体験として語る事のできるのは、

「自分でお金を使ってみる事」

これに尽きると思います。

よく身銭を切る、と言いますが自分のお金を使うのは、まさに自分の「身を切るのと同じ」だと思います。

お客様は、自分が働いて稼いだ大切なお金を出して商品を買うのですから、お客様と同じプロセスで商品やサービスに接する事が一番、有効な実体験になるでしょう。

自分でも、働いて稼いだ大事なお金を払うのですから、見えてくるのもの、感じるものが全く違ってくると思います。

プロであるなら、千差万別の顧客の趣味嗜好に合わせて説明できないとマズい、、、

いずれにせよ、、、

「自分は興味がないから」

「自分の好みとはズレているから」

といった感覚では、プロとしての接客など出来ません。

たまたま、お客様の趣味嗜好と自分の趣味がはまれば、ドンピシャで適格な接客が出来るでしょうが、興味の対象外に無知なままでは、自分の感覚に合うお客様以外は通用しないと思います。

プロであるなら、千差万別の趣味嗜好に合わせた適格な接客が求められるものであり、

「自分は、好きな事だけやっていたい」

と思うのは、所詮“プロの皮をかぶったアマチュア”でしかないのです。

最後までありがとうございました。

追伸

よく言われる事なのですが、、、

 「セールスマンとして自社ではない“他社”の製品をお客様に売れるようになったら一流」

 といった事があります。

 これはお客様本位で、その人の事を考えた時、自社よりも他社の保険が合うなら、その商品を薦める事でお客様の信頼を得る事になるが、、、それができる人は少ない。とする事を表しているのです。

 で、他社の商品を薦める事ができるならば、それは「他社の商品であっても知っている、熟知している」と言う事であり、自分の興味のある商品、自社の商品だけを知っていては、こんな真似は出来ませんよね?

 自社の商品しか知らない保険営業マンと、他社の商品にも精通している保険営業マン。あなたがどちらを優秀とみなすかは、訊く必要も無い事だと思います。

 「S」は、

 「コピーライターなんて商売をしていると、どんどん知識を増やしていかないといけないですよね?」

 なんて聞かれる事がありますが、実はコピーと言うのは、商品を知らなくても極論すれば「書く事は可能」です。

 しかし、商品について熟知している方が、やはり「より良いコピーが書ける」のが当然であり、場合によってはクライアント以上に商品を熟知する場合もあります。

 やはり、“プロ”というものは、アマチュア(この場合は敢えてお客様とさせて頂きます)以上の知識を有してこそのプロであり、自分の興味の対象にだけ知識が深くては、「知識の幅」自体が広がっていく事がありません。

 「自分の好きな事だけを追求していく」のと「自分の好きな事だけをやる」のは似て非なるものであり、これではやはり「プロフェッショナル」とは言えないんじゃないかと思いますゥ~

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です