可能性に執着すると「どうして、こんな酷いことに!」と手痛い失敗を犯すことになる。仕事も人生も快適なものにしたければ「本当に必要なもの」にだけ絞りましょうね、、、

「モノを管理するということはフルタイムの仕事のようなもの」

こう言うのは、アメリカのエッセイストで“ミニマリスト”の肩書を持つフランシーヌ・ジェイ女史です。

彼女はアメリカでベストセラーとなった「捨てる 残す 譲る」という本の著者でもありますが、CNNテレビや英BBCなどにも取り上げられフィナンシャル・タイムズやフォーブスといった雑誌にも取り上げられた話題の人物です。

日本で言えば、片付けの“こんまりさん”のような存在と言えばいいかと思います。

そのフランシーヌ・ジェイ女史いわくモノの管理は、それだけでストレスがたまるものであり、ストレスにまみれれば、集中力やパフォーマンスが低下するのは自明の理と言えるでしょう。

しかし、常に事業の方向性に頭を悩ませる経営者や、ダブルワークをこなし起業に邁進するような人にとってはストレスは「大敵」であり極力、溜めないようにする事が長期的な視点でみれば、ビジネスにも大きな影響があると思います。

そこで、身の回りをスッキリとさせ、自分の周囲に「スペース」を作っておくのは快適に過ごし、自身のパフォーマンスをハイレベルに保つためにも必要な事だと思います。

なので、彼女の推奨する快適な暮らし方をあなたの生活にも取り入れてみる事で、身軽になれると思いますし、身軽でいることは、自らを快適な状態に保つ為にも大切な事だと思います。

「可能性」に執着すると手痛い失敗を犯すことになる

そこで、彼女の具体的なアドバイスに目を向けてみると、

「モノの上限を設定する」

「小売店にはなるべく近づかない」

「季節の変わり目に衣類を処分する」

など、プライベートな生活空間だけでなく自社のオフィスを機能的、清潔に保つためにも役立つ実践的なアドバイスになっていると思います。

人は常に「自分の周囲から情報を取っている」と言われています。これは原始時代からの本能であり、外敵や様々な障害から自分の身を守るために、少しでも多くの情報を素早く取り入れ「自分の身の安全」を保つ必要があったので、このような本能が発達したとも言われています。

しかし、現代社会では獣の徘徊するジャングルや戦場ではない場所で都会的、文化的な生活をしていれば外敵から身を守る必要がなくなりました。その為、常に自分の周囲の情報を取り入れるといった脳の働きは、自身の身の回りに不要な情報量があまりにも多い現代人にとって、かえってストレスを増やす原因になってしまっていると考える事ができると思います。

だからこそ、身の回りに不要なものを置かず余計な情報を脳が取り入れる必要のない空間、環境を意図的に作りあげておく事はとても大切な事になるのでは?と考えます。

私たちの身の回りのモノは3つに分類する事ができるのですが、それは、、、

「役に立つモノ」

「美しいモノ」

「思い入れのあるモノ」

この3つです。

このうち最も不必要でその実、処分しづらいのが「思い入れのあるモノ」であり、それは一種の執着にも似たものだと思います。

ビジネスを成功させるには「やる事」以上に「やらない事」を明確にする必要があり、この「やらない事」への執着をどれだけ捨て去ることが出来るか?が、事業、起業の成功のカギにもなると思います。

日常的に、身の回りにあるモノの処分を効率的にできる習慣を身につけておく必要があるのですが、モノが役立つには、それを「使う」といった前提があり、周囲の環境を整理できない大きな原因は、

「これは、いつか使うかもしれないし、、、」

といった「可能性」に執着があるのであって、実際に使っていないものがあればそれはただの所有であり“役立てている”とは言えない状態だと思います。

この執着という感情は、非常に厄介なものであり「何が正しいのか?」「どこへ進むべきか?」といった判断を簡単に誤らせる感情です。

自らのビジネスを成功させるつもりがあるなら「己の判断」という指針が全てであり、これを間違えれば手痛い代償を支払う羽目になるでしょう。

仕事も人生も快適なものにしたければ「本当に必要なもの」にだけ絞りきること

普段から身の回りの環境を整理し不要なモノを処分し、自分の感覚を鋭敏に保つ努力は、ビジネスで成功する為の努力でもあり、

「汚い中でも、別に平気で仕事はできるさ」

と思っているのは、周囲の環境と自分の内面のつながりを理解していない人の「戯言」(ざれごと)になると思います。

余計なモノを寄せ付けないシステムを生活習慣の中に構築する事は、ビジネスのシステムを理想的に作りあげいく事にも通じますし、であればこそ望む結果を伴うことが可能になるでしょう。

ですから、所有するものを「捨てる」「残す」「譲る」の3つのカテゴリーに分類し机の上がいつも、きれいに片付いている状態ならば自然と生産性も上がるでしょう。

フランシーヌ・ジェイ女史は「モノを減らせば、幸せが増える」と言っていますが、私は「モノを減らせば、売上が増える」と思います。

ですから、プライベートもビジネスも本当に必要なものに絞り切って生きる事ができれば、快適になるばかりではなく豊かで満ち足りた人生に変わっていくと思えます。

本日もありがとうございました。

追伸

私は自分が目の当たりにしてきた「製造業」「マーケティング業」の現場の状態から100%以上の確信を持って言える事があるのですが、それは、、、

「乱雑な環境の中で生み出された仕事では、素晴らしい成果を残せない」

といった経験に裏打ちされた絶対!の事実です。道具がどこにあるのか素早く見つける事の出来ない工場、不要な種類が積みかなり、足の踏み場もないようなオフィス、この両方をつぶさに見て、その環境下で仕事をする事を強要された事もありますが、自分自身が知らない間に「汚染」されていく自覚がありました。

「もう、この程度でいいや、、、」といった妥協や、「目の前のものにだけ集中したいのに、、、」といったストレスは、あなたの想像以上に自らのパフォーマンスを激減させ、知らぬ間にビジネスを衰退させていく恐ろしいほどの影響力があると思います。

 

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