人は常に「バイアスの罠」にハマっている危険があるの!だから経営者ほど「客観的視点」で“自分の言動にかかるバイアス”を顧みる必要があるんですゥ!!

思い込みや先入観は誰もが持っているものですが、この思い込みや先入観は情報を間違った形で解釈したり、偏った情報から、思い込みを強固にさせてしまう恐れがあります。

こうした事実誤認や偏見を総じて「バイアス」と呼ぶそうです。

人はバイアスを通して起こった事を認識するので、可能な限りバイアスを取り除かなければ、思い込みや事実誤認がどんどん強化され、最終的には客観的な観察力を失う事になるでしょう。

それでは、情報を正しく受け取る事ができず、また他人とのコミュニケーションにも支障をきたす恐れがあるので、バイアスは誰もが持っているものであり自分の考え方には、

「バイアスがかかっているな、、、」

と冷静に客観的に自分を眺める事が大切です。

なので、まずはバイアスが「どんなものであるのか?」を知っている必要があるでしょう。

人が陥る「3つのバイアス」の罠

バイアスに様々な種類があるのですが、日常的に現れる代表的な3つのバイアスを知っているだけで、冷静に自分を客観視できます。

まず1つ目のバイアスですが「確証バイアス」と呼ばれるものは、自分が見たいように世界を見ようとする態度を指します。

例えば、結論ありきでその結論に沿った情報をのみを集めていれば、それはまさに“確証バイアスに陥っている証拠”です。

自分と同じ考え方の人だけフォローして、都合の良い情報だけを集めていれば、反対意見など目に入る事がありませんし、たとえ目にはっていても、

「いや、それは違うね!」

とはなから、議論の対象ともみなしません。

それでは、反対意見の人を邪推したり、相手の欠点や粗探しをしてしまうので、他人の気持ちや立場になって考える事などできないでしょう。

なので、結論ありきの態度で情報を探さずに、反対意見の相手を理解する姿勢がなければ「確証バイアス」を回避する事はできないと思います。

そして、次に挙げるのが「生存バイアス」です。

有名企業の経営者やカリスマ的な指導者の発言は、マスコミや書籍で取り上げられやすいものですが、彼らはある特定の分野で生き残ったから「成功者」と呼ばれるのであって、割合としては少数派と呼ばれる存在です。

しかし、少数の成功者の陰には“必ず敗者が存在する”のが事実であり、脱落者である敗者の意見が表に出る事はありません。

この為、「少数の意見」が「多数の意見」を上回るといった逆転現象が起こります。

しかし、ビジネス書や成功ノウハウは、成功者の体験や思想に偏る傾向があり、圧倒的多数である敗者の意見を聞くことができません。

「少数派=特殊ケース」とも言えるので、一般的な成功者の言うノウハウや考え方を表面的に真似しただけでは、成果が出せないのはこの為です。

なので、バイアスを回避して自分に適した考え方やノウハウを学ばなければ、あなたは生存バイアスの罠にはまる事になるでしょう。

生存バイアスを回避するには、客観的な指標である「統計データ」などの数字を参考にする事です。

状況は人それぞれであり“各人が結果を出す為の最適な手段”は、人によって違います。なので、自分に適した成功法則を見つけるには、、、

「いかに生存バイアスを回避できるか?」

この点にかかっていると言えるのです。

最後の3つ目は「感情バイアス」です。

人は感情の生き物であって、常にこの感情に支配されていると言えるでしょう。

「なんとなく○○だから、、、」

「好感がもてるから、、、」

などは典型的な感情バイアスだと思います。

フェイスブックなどで自分が気にいった投稿には「いいね」を押すけど、気に入らない記事や感情的に納得できない記事には「いいね」を押さないなど、、、

感情的に「好き」か「嫌い」かが判断の大きな理由になっている時は、

「あっ今、自分は感情バイアスが働いた!」

と思って間違いがないでしょう。

ランチのメニューを選ぶ時や映画を観る時には、その場の気分で選ぶのは構いませんが、今後の人生に重大な影響を与えるような重要な決定を下す時には、自分の感情だけで判断をすると「取り返しのつかない失敗」で、激しく後悔する事になるかも知れません。

その失敗は、極論すれば、、、「永遠に取返しのつかない失敗」であり、自らの感情を制御し抑制する事は、どんな人にも必要不可欠になるのです。

ですから「感情」と「理屈」は区別する必要があり、重大な事ほど冷静は判断が求められると思います。

しかし、人間は所詮、感情の生き物であり、いくら冷静に考えたつもりでも、気付かぬうちに感情に左右されてしまうものです。

だからこそ、目先の利益や表面的な損得だけで考えずに、長期的な視点で考える事が、特に大切になってくると思います。

経営者ほど「客観的視点」で“自分の言動にかかるバイアス”を顧みる必要がある

以上が、3つのバイアスについての説明ですが、実は、、、

このメールの内容も「書き手であるS自身のバイアス」が、かかったものかもしれません。

ですから、自分の言動には、、、

「常にバイアスがかかっている」

こう心得ておく事が重要であり、それができれば他人の意見を客観的に受け取る事も、容易にできるのであって、

「自分が正しい」

「相手が間違っている」

「私の考えていることこそが正論であり、正義である」

 などと、思い込みを強くする事は、ただひたすらバイアスを強めるだけの愚行であり、経営者である事を自認する人ほどバイアスを強く意識する必要があるのです。

 最後までありがとうございました。

追伸

あなたが、もし「何らかの小さな集団の中」にいて、「その集団の中で当然と思われている事」に囚われてしまっているとすれば、それはバイアスを通り越した「洗脳」と言われる状態にあると言えます。

 洗脳というのは、いきなりできるものではありません。

 小さなバイアスから徐々に徐々に、その対象をある意図の下に“その人の考え”を歪めて傾けていき、「私が思っている事、体験している事こそが正しい!」と自ら思わせることで、その人の心を支配していくのです。

 私「S」の地元には、日本の犯罪史上最悪の犠牲者を出した「オウム真理教」の総本部がありました。今では、以前の面影などすっかりとなくなり、その跡地には盲導犬の訓練センターが建てられています。

 地元では「オウム信者」達の異常ぶりは、超有名だったのですが、彼らのような存在はバイアスの掛かり過ぎた典型であり、「S」は洗脳の恐ろしさを間近で見た経験もあります。まぁ、その体験については、別の記事でお伝えさせて頂きたいと思いますゥ。

 ただ、今日の記事で私が言いたい事は、、、「バイアス(偏り)は日常のどこにでも潜んでいる」と言えるのであり、オウムのような狂信的な集団が、今後も現れないとは言い切れないという事実であって、

 「自分は、私は大丈夫!」

 と思うこと自体が“既にバイアスにかかっている、陥っている”という認識を忘れてしまってはいけない!という事実だと思いますゥ、、、

 

 

 

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