マーケティングで必要なのは「やらない勇気」←ドナルド・トランプもこれで出世した!

ドナルド・トランプが不動産王から、アメリカ大統領にまで上り詰めることができたのは、これまでの選挙活動で必要と思われていた多くの慣習を、拒否してきたからだと言われています。

彼は共和党の大物に擦り寄ることをせず、また選挙活動資金を寄付してくれるスポンサーに頼らず、普通であれば「それをやるのが当然である」といったことを拒否し続け「やらないでいることの方が勇気を必要とすること」を、拒否し続けてきた結果、アメリカ大統領になることができました。

ですから、彼のように非常識と思えるような成功を手にするためには「やるのに勇気が要ること」よりも、やらないことにこそが、最も大きな勇気が必要になるのではないかと思います。

「Michals」(マイケルズ)のCEOチャック・ルビンも「やらない!」で成功を収めた

アメリカで美術・手芸用品を販売する小売店チェーン店の「Michals」(マイケルズ)のCEOチャック・ルビンも、またトランプと同様に「やらない勇気」を持った人物として知られています。

彼は過去、同じ小売り業界のライバルが受け入れてきた“新しいこと”を拒否し続け、他とは違ったアイデアを取り入れることで、瀕死のチェーン店を復活させてきたのです。

チャック・ルビンは、40億円もの大金を投じ7年前には、まだ一般に認知されていなかった「大人向けの塗り絵」を大々的にディスプレイするなど、大胆な店作りに果敢に挑戦してきました。

※ちなみに、、、昨今では日本でも、「大人の楽しむ塗り絵」が大人気になっていて、大型書店では特設コーナーを設けている売り場もあるほど、認知度が高まっている。

そして、彼の戦略は、、、「動かない戦略」と言われ、他社がこぞって取り入れている「電子商取引」「eコマース」すら無視しています。

※eコマースとは、、、Electronic Commerce(エレクトリック コマース)の略であり、日本語では「電子商取引」という意味になる。そして、インターネット上で行われる商品や、サービスに関する取引・決済を指す言葉として使われる。つまり「eコマース=ネットショッピング」ということを表している。

同じ業界人は彼の戦略に唖然としているのですが、先を争うようにeコマースを取り入れたライバルを尻目に、

彼はeコマースの導入に、きっぱりとノーを突きつけました。

そのかわり彼が集中したのは、1,300カ所余りある実店舗の経営であり、彼は「方法がよくわからず、絶対に有利になれないことをやらない。そして、自分たちが得意なことを更にうまくやるのがビジネスの成功の秘訣だ!」と考えているようです。

たしかに新しいチャンスや、新しいアイデアを手当たり次第に実行するのは勇気か、知性か、自制のどれかがあればできますが「やるべきでないことを決める」には、この3つの全てが必要であり、やることを決めるよりも、やらないことを決める方が実は、、、高度で難しいことだと思います。

自分にとって「最も効果的なマーケティング 」を知る事が成功の原則になる

Michalsの成功で最も印象的なことは、デジタル時代の現代、小売店が取り入れている「商売をするなら電子商取引をやらなければいけない」という暗黙の慣習に反発していることであり、そして反発するだけでなく実際の売り上げを6年で22%増やし、利益を3倍以上にしたことだと思います。

ほとんどの経営者は、業界にある暗黙の慣習を盲目的に信じます。しかし、非常識な成功を収める人は、何をするのかは自分の自由意志で決めるのであり、やらないでいることを選択する勇気と、知性と自制を兼ね備えていると思います。

投資の世界では、テクノロジーバブルが崩壊に向かう中、ほとんどのファンドマネージャーや投資家は全員、盲目的にテクノロジー企業に投資をしました。しかし、ウォーレンバフェットは散々批判されたにもかかわらず、この批判を無視し続け、結局は勝利することができました。

また、マーケティング先進国アメリカのマーケティング業界トップであるダン・ケネディーは、講演業界、セミナー業界に入った頃「講師は講演事務局に頭を下げて仲良くし、講演の仕事を斡旋してもらわなければならない」といった慣習には従いませんでした。

しかし、彼は事務局から講演の仕事をもらうことは一切しなかったにも関わらず、1年目から年収6桁、数千万円を稼ぎ20年近くの活動で7桁、数億円の収入を稼ぎ出しました。昔から各業界には様々な慣習があり、さらに新しい慣習が毎年のように生まれます。しかし、その慣習に従うのか?それとも無視するのか?はあなた自身が決めることであり、他の誰かがやっていることを「やらない!!」と決めることは、勇気と知性と自制という3つの要素が、バランス良く必要になるのです。

MichalsのCEOチャック・ルビンは「手芸用品やファブリックなどをeコマースで売ることはできない。それにeコマースでは、存在していることを知らなかった商品を偶然発見することもできない」としています。

ですから、彼が理想とするのは、、、

顧客に、実際の店舗に足を運んでもらい、店の中をブラブラしてもらうことであり、その可能性を潰してしまうことには、全力で抵抗していると言えるでしょう。

また、MichalsとAmazonのたったひとつの違いは「顧客が、足を運んでくれるために、毎週のように生み出している新しいインストア体験があることだ」とも語っています。

マーケティングやセールスの戦略の中では、ほとんど理解されていないことですが「自分にとって1番効果があることは、絶対に手放してはいけない!」という原則があり、Michalsの成功は、この事実を証明していると思います。

ですから、、、

「自分のビジネスにとって1番効果があることは何なのか?」そして、

「それを守るためにあなたがやらなくても良い事は何か?」

を理解していることが重要であり、業界の慣習に「考えなしで右へ倣え」で従うことほど愚かなことなど、ないのです。

 

最後までありがとうございました。

追伸

マーケティングでやらない事を決めたら、次に必要のは、、、

「何をやるか!」ですよね。だったらこちらの記事を参考にして下さい!

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