マルチタスク、シャローワークでは「新しい付加価値」を生み出す事はできない!「ディープ・ワーク」こそが自らの価値を高めるワークスタイル!

あなたは「ディープ・ワーク」という言葉を聞いた事がありますか?これは、

「自身の認識能力を限界まで高め、注意力を途切れさせず集中した状態で行われる職業上の活動」

といった意味になります。アメリカのSF作家であるニール・スティーブンソンは、

「もし私が多くの、長く、連続した、不断のまとまった時間が得られるような生活をすれば小説が書けるだろう。

しかし、もしたびたび中断されたらどんなことになるだろう? 長く読まれる小説の代わりに……個々人に送ったメールの山ができるだろう」

と、集中する事の重大さをこのように語っています。そして、私たちの生活は集中を妨げるものが、そこかしこに溢れています。

例えば、勤務中でも、手元のスマホが気になり、LINEのメッセージやFacebookのメッセンジャーでやって来るグループラインの連絡など、集中を妨げるものばかりに気を取られているでしょう。

しかし、知的生産において「中断」する事は非効率である事を意味します。それにビジネスマンだけでなく、起業を目指す人にとって「短い時間の中で、徹底的に集中した作業」に没頭できるかは?ビジネスの成否、起業の成否を左右する事にもなりかねません。

「中断」により集中力が途切れると再度、集中するのにはかなりの時間と精神力を要する事が分かっています。ですから、自分のワークスタイルが「注意力散漫だ、、、」と自覚があるなら、そのスタイルを変える事こそがビジネスの成否と起業の成否を分けるでしょう。

マルチタスク、シャローワークでは「新しい付加価値」を生み出す事はできない

マサチューセッツ工科大学(MIT)でコンピュータサイエンスを取得し、ブログ「Study Hacks」を主宰する

カル・ニューポート氏。

彼は、「集中して取り組む為の戦略」を計18個、提案しています。そのうちの、いくつかを紹介すると、、、

「自分に合った儀式を考える」

「どこかに“缶詰め”になる」

「生産的に瞑想する」

「一日の予定を分刻みで立てる」

「連絡が取りにくい人になる」

など、実際のビジネスの世界でも成功者と言われる人たちが既に取り入れている戦略を語っています。私が実際にセミナーで聞いた話では、登壇したライターの方は、

「自分はコピーを考える時は携帯を持たない。そしてホテルのラウンジなど敢えて広々とした空間に入り、落ち着いた環境で仕事に集中する。そして普段から電話には一切、出ない。要件は全てメールの類でやり取りする。そうすると、完全に自分のペースで集中して仕事に没入できる。間違ってもフェイスブックなどに気を取られてはダメだ!」

こう言っていたのが非常にインパクトがありました。それに、会場の参加者から「電話を使わないと逆に不便じゃないですか?」と質問が挙がると、

「それが、そもそもの間違いですよ。相手の都合に合わせて自分のペースなんて作れない。やってみるとほとんどメールだけで問題ないですね」

と電話なんてバカバカしいと、自分のスタイルが正解だとさも当たり前のように答えていました。このような事例もあるのですから今、挙げた中からでも数個を戦略として取り入れてみれば、あなたは集中力を高め劇的に生産性を高める事ができるでしょう。

そして、ディープ・ワークに対して「シャロー・ワーク」といった言葉があるのですが、これはあまり知的思考を必要としないあくまでも「サブ」のワークであり、注意力散漫な状態でなされる事が多いでしょう。

このような作業では「新しい付加価値」を生み出す事は難しく、また集中力を必要としない誰にでもできる作業だと思います。

もし、あなたに起業の意志があるなら大事なことは社会にとって「有用のもの」を作り出す事であり、市場に付加価値を提供できれば、その価値にアクセスしたいと思う顧客には際限がありません。つまり、、、

ビジネスによって、得られるあなたの報酬はとてつもなく増大する可能性があるのです。

しかし、その一方であなたの作り出すものが、そこらへんにある「ありふれたモノ」でしかなかったら、きっと起業の実現性は遠のいてくと思います。ですから、極力マルチタスクは避けて生産性の向上を心掛ける必要があるのです。

マルチタスクによる弊害を追った面白い調査があるのですが、その調査で判明した問題点は「人間の注意力には限界があること」です。

タスクAを中断し、タスクBに移ると人の注意力は元のタスクAに囚われます。これを専門的に「残余」というのですが、タスクAの仕事に終わりが見えず集中する意識が低いほど、「残余」の密度な濃密になるそうです。ですから僅かな時間であっても、仕事を中断し別の事に気を取られるのは、「とても非効率」であると言えるのです。

ディープ・ワークは自らの価値を高めるワークスタイル

成果を出す為のディープ・ワークの習慣を身につけるには2つの鍵があり、それは「ルーティーン」と「儀式」です。例えば、、、

「ココは集中すべき自分の仕事場!」

と仕事の為だけに使える会議室や、静かな図書館などの場所を確保する事は大きな効果が見込めます。それに集中できるワークスペースをイメージするだけでも、記憶力に違いが出るそうです。

もしあなたが、やりがいのある事に没頭できれば自ずと生産性が高まりその結果、素晴らしい価値を提供する仕事ができると思います。

ですから、起業家としてビジネスマンとして素晴らしい、そして贅沢な時間を過ごしたいと思うなら、注意散漫なワークスタイルを見直して、明日からでも「自らの価値を高めるディープ・ワーク」に専念するべきだと思います。

本日もありがとうございました。

追伸

「電話に出ないでメールのみで仕事をこなす」このワークスタイルは、どうやらアメリカで始まったものらしいのですが、取り言入れているのは一流のビジネスマン、マーケッターだけのようです。

なので、今までのワークスタイルでやって来たことを見直すのですから簡単ではないと思いますが、あなたも自身で取り入れてみれば“予想以上の成果”が出せるのでは?と思います。

 

 

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