「ある事」をする(直す)と途端にあなたの金運が上がる、、、そんな都合の良い話なんてあるのでしょうか?
今日は、そんな小耳に挟んだ不可思議な話を、あなたにお伝えしたいと思います。
「他人より優位に立ちたい!」とは人の潜在的な欲求だが、人を貶める言葉を使うとそれ以上に自分を貶める事になっている!
で、その「ある事」とは、、、
「他人を貶めるのをやめる事」
これをするだけで、金運が向上していく?なんて、にわかに信じ難い話を知人から聞きました。まあ、よくある迷信の類かとも思ったのですが、どうやら心理学的な見地からも一考の余地がありそうだとも思えます。
その理由なのですが、、、
それは「潜在意識」とか「無意識」とか言われるものと、どうも関係がありそうです。
人間は「心のどこかで誰かを貶めている」と言われますが、それは、たとえ妻や夫といったパートナーであっても無関係ではないようですし、血の通った親兄弟であっても同じです。
むしろ血が近い方が余計に、そうなるのかもしれません。
もちろん、血縁関係だけではなくて、会社の上司や同僚そして、取引先それに顧客も、貶める対象です。
自分の生活圏の中、周囲にいる人間全員がその対象になるのですが、、、
では、何故、人は人を貶めるのか?この根本を考えてみたいと思います。
最も考えられる原因ですが、それは、
「自分が人よりも優位に立ちたい」
と思うからです。つまり、、、「優越感」を感じたいからです。
しかし、こんな一方的な優越感など役に立たないどころか、あなたの足を引っ張るものでしかありません。
もし仮に、あなたが、
「アイツは本当にろくでもない奴だ!」
と貶める通りに、本当にろくでもない人がいたとしても、あなたが得をする事など一切ありません。
他人の悪口を言う事は全く無意味だと思います。
世の中には、自分の想像を絶する凄い人がゴロゴロいます。ですから、そのろくでもない人と自分を比べても、自分より遥か高みにいる人から見れば、あまり変わりはありません。
しかし、差がないだけに自分と他人を比較して、何とか優位に立ちたいと思うと、、、一番、手っ取り早いのが他人を低くすること。
つまり「貶める事」になるのです。
この心理って、冷静に考えるとあなたにもよく理解できると思います。
しかし、この「他人を低く見る」と言う行為は非常に危険な行為です。何故なら、自分の潜在意識には「他人と自分の区別がない」からです。
違う言い方をすると「主語がない」とも言えるでしょう。
あなたが、もし誰かを貶めようと誰かの事をけなしていると、その言葉はそっくりそのまま、自分の潜在意識に返ってきます。
他人を貶めるような行為は結局、自分を傷つけるのと何ら変わりはないのです。
実際に昔、私が知っていた人は口癖のように、
「アイツは本当にダメだな~」
「全く、どうして分かんないバカばっかなんだ!」
「本当、もうろくでもない奴ばっかで嫌になるわ、、、」
とブツブツ、仕事中も歩きながらもつぶやく人がいたのですが、周囲からの、その本人の評価は、
「あんなダメな人間、見た事がない!」
と全員一致の意見でした。誰一人、彼の事を庇う人などいなかったのです。
そして、実際に給与も最低レベルで、オマケに仕事帰りはパチコン狂いで常に「金がない」が口癖でした。
どうやら、他人を貶めるのは直接的もしくは間接的に自分に返って来るものであり、その返ってくるのが、最も分かり易いお金の形になって現れるのでは?、、、と経験上からも推測できます。
この法則?が理解できると逆に金運を良くするには、何をすればいいのか?が簡単に理解できると思います。
金運を上げるだけでなく「言葉」には“人生そのもの”を変えていく力が内在している
で、そのやるべき事とは他人を貶めるような「汚い言葉」を封印し、
「周囲の人に愛情をもって、感謝を表すこと」
これだけで、いいと思います。
もし「ありがとう、感謝しています」と当の本人に直接言うのが照れくさいなら、その人を思いながら、言葉にしてつぶやくだけでも効果があるかもしれません。
直接伝えようが、間接的に口にしようが結局、自分が聞いている事に違いはなく、他人に感謝を伝えていれば自分の気持ちも晴れやかになるのが分かるでしょう。
なので、、
この簡単な事が、金運を上げる秘訣である。
という話も、あながち嘘ではないと思えますが、あなたは一体どう感じるのでしょうか?
信じる、信じないは、あなた次第ではありますが、自分の潜在意識というものの影響は、おそらくあなたが意識する以上に絶大であり、やってみて損の無い事なら一度は試してみるのも面白いのではないかと思います。
本日もありがとうございました。
追伸
「S」はコピーライターという仕事柄、「言葉」というものを大切に扱いたいと思っていますが、人間と言うのは
日常的に“自らが発する言葉”に絶大な影響を受けているのは確実であり、その人の「口癖」は、自分で自分を洗脳するような効果があると言われています。
文中にあった、常に他人の悪口を言っていた者とは、実は、、、会社員時代の「S」の部下だったんですが、本当に自分の人生の中で出会った人間の中でも一二を争う“最悪レベル”の人格でした。
で、本当に!常に寝ている時と、食事の時以外の時間は、ブツブツと他人の悪口を言っていたのですが、当の本人はその事を全く意識していないようであり、あまりの嫌われぶりに、その悪癖を指摘する者もいませんでした。
おそらくプライベートでも、まともに会話のできる友人らしき人もいなかったでしょうから、人生を好転させるにも自力でやるしかない人物だったと思います。
そうすると尚更、「言葉」といものの持つ重み役割が重要になるのであって、金運云々の前に「人間らしさ」という点で言葉とは、その人の人格・人生そのものだと思います。
とまあ、こんな経験があるものですから、あなたも常日頃から「言葉」の持つ力を意識してもらい、自分を高め“清める”ような言葉を使って欲しいと思いますゥ、、、
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