「自分の身近にある当たり前には、素晴らしい商品力がある!」それに気付けるかどうか?がビジネス成功の分かれ目になるんだよ!

「最高にクールだよ!これならコールドスリープで、何万光年先の惑星までも行ける気がするよ!!」と、こう興奮気味に話すのは、日本を訪れ念願かなってカプセルホテルに宿泊できた、カナダ人観光客の口から飛び出したセリフです。

日本人であれば、積極的にカプセルホテルに泊まりたい!と思う人は利便性もさることながら、通常のビジネスホテルに比べてリーズナブルナな価格設定が、最大の魅力だと思います。

しかし外国人には、カプセルが蜂の巣のように整然と並んだ空間が、まるでSF映画の中に出てくる宇宙船のように見えて「最高にクール!!」だと思えるとの事ですから、自分が当たり前だと思っている事や、自分ではそれほど価値を感じないものであっても文化や生活環境が変わると、価値観や感じ方が一変するといった良い事例だと思います。

身近なものの新しい魅力が、ビジネスのブレイクスルーを作り出す

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、、、

2014年に日本を訪れた外国人観光客数は過去最高を記録し1,340万人にも上ります。富裕層が増えてきている中国や、東南アジアからの観光客が増えてきたことを、あなたも街中や観光地で感じたことがあるでしょう。

日本は治安が良く、夜でも繁華街に気軽に外出ができるし、季節によっては気候も素晴らしく潜在的な観光資源に溢れています。私も品質管理の仕事をしていた頃は、割と頻繁に海外に出張したので「んん~あの通りの暗がりはマジで怖いな、、、」と何度か思った事があります。

また、メイドインジャパンをうたった各種の工業製品の品質は折り紙付きであり、一時期は中国人富裕層による「爆買い」がニュースなどでも頻繁に取り上げられていました。

しかし、その爆買いブームもピークを過ぎたようで、日本にやってくる外国人観光客の目的は買い物ではなく、明らかに異国での「体験」が主な目的に変わってきていると思います。けれども、日本国内を訪れての爆買いこそは陰を潜めたのですが、実は、、、

爆買いは「通信販売」という手段に形を変えて、現在進行中で続いてはいるようです。

しかしながら、国内旅行に訪れた中国人富裕層の爆買いを当て込んで、中国語を話せる販売員を増やしたりしていた小売店は、まさに「当てが外れた、、、」といった状態だと思います。

こうした市場環境の変化はビジネスには付き物であり、爆買い観光客の減少は「今がこうだから、その先もずっと同じ状況が続く」と考えるのが非常に危険であることを、教えてくれている良い事例になると思います。

形のある商品は、これだけ物流の発達した現代では世界中どこにいても手に入れる事ができ、それは世界中を相手に商売ができるといった事でもありますが、見方を変えれば、、、

世界中にライバルがいるのと同じであり、また現在、売上がある市場環境が明日には無くなってしまう可能性があることも示唆していると思います。

ですから、あなたがより安定した商売をして、安心して事業を大きくしていきたいと思うなら「あなたの提供するものでしか体験できない何か」を市場に提供していくことが大切であり、価値観や見方が変われば、自分の身の回りにある“ありふれたもの”や“特に面白くもないもの”が、最高の体験商品になる可能性もあるのです。

そこで、日本を訪れる外国人観光客の行動から、自分の身の回りにあるものの何が商品に代わっていくのかを知ることは、あなたのビジネスにも「何らかのブレイクスルーをもたらすきっかけ」になるかもしれません。

自分の身近にある当たり前の「素晴らしい一面」に気付けるかどうか?が成否の分かれ目になる

観光スポットを訪れる外国人観光客は、観光地を訪れそこで記念写真を撮ることで満足する訳ではありません。彼らは「そこでしかできない何らかの体験」をして帰りたいと考えています。

例えば、、、

日本の国技である、相撲を楽しみたい!と考える観光客は、国技館での「相撲観戦」を楽しみたいと思うのは当然ですが、彼らは相撲に関するものなら他にも触れたみたいのであり、両国には力士にむけた衣料品販売店や元力士の経営するちゃんこ屋もあり「相撲」をキーワードに彼らの行動を広げていけば、他にも相撲部屋での朝稽古の見学なども日本でしかできない体験であり、様々な視点で「相撲」を楽しむ事ができるでしょう。

他には、、、

日光江戸村での、忍者・侍体験や山寺での座禅体験、ちょっと変わったリクエストであれば「滝に打たれてみたい!!」といった要望もあり、これなど日本人であっても体験したい人は少数派であり、そんな体験を楽しめば母国に帰ってから友人、知人できる自慢話しなるかもしれません。

それに、日本独自の文化である茶道や、書道体験、寿司の握り体験なども、日本でしかできない体験であり、これらの体験に関連付けて商品を売ることで世界中どこにいても手に入る商品であっても「日本を訪れた楽しい体験という付加価値のついた商品」として、そこで買わなければ手に入らない、他には二つとない全く別の商品へと変わります。

ここにもう少し付け加えると、、、「体験商品は原価が、あまりかからない!」といった売り手側のメリットもあるのです。しかし、

「外国人の視点で考えるといっても、何がやりたいのか?なんてなかなか思いつかない、、、」

と考え込む人もいるでしょう。

けれども、そこは難しく考える必要などなくて「自分が海外に行ったら、どんな体験をしてみたい?」と考えてみるだけでいいのです。

文化や習慣や考え方が違えども、外国人も日本人も同じ人間である事に変りはなく、立場を変えて自分の素直な視点で考える事で、自分の周りにある身近なものの“新たな魅力”に気が付く事ができると思います。ですから、

「自分の身近にある当たり前には、素晴らしい商品力がある」

と、このような視点で考える事が大切であり自分も1人の観光客、1人の消費者の目線になって考えてみる事で、あなたの商売の新たな可能性を、開く事ができるようになるかもしれません。

最後までありがとうございました。

追伸

コピーライターは自分の書いたコピーやセールスレターの出来について、意外と自分では判断できなくなっている場合があります、それは、商品に入れ込み過ぎたり、触れ過ぎてしまっているために固定観念に囚われしまうからです。

これでは、そのコピーは使い物にならなくなる危険もあるので、そんな時は予備知識のない別のライター同士でお互いのコピーをレビューし合う、といった事も行います。で、その結果「これ全然、駄目だぜ、、、」と互いの評価が同じになってしまったという笑えない話もあるくらいです。

ですから、自分の身近にあるものの「新しい魅力を見つける」のは、なかなか難易度が高い事であり、そんな時には「予備知識の全くない人」に意見を求めてみるのも、一つの有効な打開策になると思います。

 

 

 

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