「無から有を生み出す事はできないの!」自らの内面に豊富なリソースがなければ、人を惹きつけビジネスで結果を残すアドリブをこなす事はできないよ~!

ビジネスで情報発信するときには、お客様との関係性に応じて臨機応変にアドリブを繰り出す必要があり、アドリブができるように訓練することは、頭を良くすることにも通じると思います。

アドリブとは「どこから飛んでくるのかがわからないパス」みたいなものであり、自分の周囲360度に気をつかっていれば、イヤでも脳力を全開にする必要が生じます。ですからその状態に備えていれば、頭の回転が速くなるのが必然であると言えるでしょう。

落語家がお題をもらってそのオチを考える「大喜利」と言うものがありますが、落語家が小話を考えるような即興でのアドリブ力は、たとえビジネスマンであっても必要な力であり、ビジネスの成果を左右する重要な能力の1つだと思います。

自らの内面に豊富なリソースがなければ、アドリブをこなす事はできない

ビジネスマンが大喜利のようにお題を与えられる事はありませんが、、、その日に起こる出来事、目に入ってくる時事ニュースを日頃、自分が考えている事に絡めて1つのストーリーを作り、それを相手に伝える力は、実はインプットの質と量に大きく左右されると思います。そして、

「私はどうもアドリブが苦手で、その場で相手の興味を引くような話を組み立てるのは苦手だ、、、」

と考える人もけっこう多いと思われますが、即興で1つや2つのストーリーを考えだすことはそれほど難しいことではありません。

ただし、これを毎日、欠かさずやり続けるとなると事情はかなり違ってきます。毎日続けてストーリーを考えるとなれば、その背後には相当大きなリソースがなければ、考え続けることなどできないでしょう。

何かをテーマにストーリーを考える、そのために頭の中の引き出しを開けてみると、話の種がいくらでもあって、それらをコネクティング(結び付けて)して整合性のある1つのストーリーを作り上げる事は、誰にでも簡単にできることではないのです。

因みに、、、コピーライターに必要な力は想像力ではなく「何かと何かを結びつける」このコネクティングの力だと言われていますが、世の中にある数多のビジネスモデルも、その多くは元となるビジネスモデルがあり、それを他の何かと結びつける事によって“新たなビジネスモデル”として誕生してきたものが、ほとんどだと思います。

ただ、アドリブ力に関して勘違いしている人がいるのですが、アドリブとはアウトプットが重要になるのではありません。

内から外に出るものではなく、実は外から内に入って来るものへの“敏感さ”がキモになるのであって、ポイントは自分の内側にある何かを形にすることではないのです。

外から自分の内側に何かが入ってくるときに、自分の中で何らかの「化学反応」が起こります。

そして、その起こった化学反応にフォーカスすることが重要なポイントになるのですが、普通では気がつけないような小さなもの、スルーし見過ごしてしまうような何の変哲もないものを知覚できることが重要であり、

「ああ今、入ってきたものを自分なりに何かの形で残したい!」

と思う欲求が、自身の内面から湧き上がる事がアドリブを起こす力に変換されていくのです。

自分の内側に豊富なリソースがあり、そのリソースの中にあるものを形にする、つまり、、、文章にして表現するのがアドリブであって、「無から有を作り出す」のがアドリブ力ではありません。

何らかの化学変化に触発されて、自分の内側のリソースを眺めたときに「ああ、こんなものが出せるな、、、」と思えることが重要ではありますが、アドリブが苦手な人から見ると、

「ポンポンと次から次へとよくまあ、考えるよな~」

と大して苦労はしていないように見えてしまうと思います。

しかし、そうなるためには、

「ほとんどの人が気がつかないような微細なもの」

「他の人が見過ごしてしまうような僅かな違いや違和感」

といったものに気が付ける観察力と繊細な感覚を持つことが重要であり、日常的で地道なインプット作業の積み重ねが、何より重要になるのです。

「アドリブ力」を鍛えるにはインプットとアウトプットのどちらが大事か?

頭が良くて柔らかい人は、とても注意深く小さな変化に気を配り、また違和感に敏感であり「どんなことをインプットするのか?」といった感覚をとても大事にしています。

インプットの段階での注意深さ、知覚、認識にフォーカスすると自動的にアウトプットの質も上がるのであって、より大事なのは「インプットである」というのがアドリブの質を上げる為の結論であると言えるでしょう。

 ですから、質のよいインプットに注力することが“アドリブ力”アップのカギになるのであり、あなたのビジネスマンとしての情報発信力を鍛える事にもなるのです。

本日もありがとうございました。

追伸

今日の記事の要点は「アドリブの質を高めるには、インプットの質が重要である!」という事なのですが、脳科学には「参照枠」という言葉があります。

「参照枠」とは聞き慣れない言葉だと思いますが、簡単に言うと「脳内のデータベース」だと思って頂けるといいかと思います。

人は“自らの脳内のデータベースにないもの”を認識しまた、理解する事も出来ません。自分の中にない情報は外から取り入れるしかないのです。

そして、自分の脳内の参照枠に取り入れたものの質そのものが「あなた自身の質」であり、取り入れたものがゴミ同然のくだらない情報であれば、アウトプットとして出せるアドリブや情報もくだらないものになり、出てきたアウトプットの質が、その人の「人としての評価」を決める事になるのです。

 

 

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