「営業マンは商品を売るな、自分を売れ」だからこそ、自分を分かっていなければ、売ることなんて出来っこないだろ!

私は、仕事とは「自己実現の場」あるいは「自己表現の場」と考えています。自分の才能や能力を最大限に発揮し、時には創造性を働かせ、あたかも「自分独自の芸術作品を作り上げる」そんな気持ちで取り組むことができれば、毎日が最高であると思えるでしょう。

営業と言う仕事は、ともすると苦しいと感じやすくなる職種です。ですから、なおさら「こんな楽しい仕事はない!」と道楽のように感じられると、毎日が変わり、やがては人生も変わっていくと思います。

しかし、その為にはまず「自分が何者であるか?」これを知る必要があるでしょう。そして、自分が顧客からどのような存在として見られたいのか?を自分で知る必要があるのです。

数字に追われ、自己認識を深める暇もなく、自分が何者なのかも分からないまま、そして、どんな存在と思われたいのかも不明瞭なまま「自分の世界」を作っていくことはできません。ですから、、、

毎日、毎月の数字だけでなく忘れがちになる、人生における目標を言語化し、目標達成の為の日々の行動を記録し続け、自分の強みや、得意なスタイルを構築していく。そして、日々の活動から行動に微調整を加える事が、自分を見失わず、営業マン人生を勤めあげる秘訣になると思います。

すると、このような行為は結果として数字となって返ってきます。それがまた、営業としての自尊心を高めることになるでしょう。

その満たされた自尊心が、更なる理想的な状態へとあなたを導いてくれると思います。

どのようなジャンルにしろ、一線で活躍するプロ中のプロは誰であっても、こうした自尊心を持っているはずだと思います。

けれども、自分はしがないサラリーマンで日々、数字に追われるだけの人生だと自身を卑下する人もいるでしょう。それでも、人生を楽しみながら仕事に励む人を羨ましいと思う気持ちがあるならば、、、人を羨むばかりではなく、自分も同じことを行えばいいのです。

営業マンにとっては、数字を残すという活動が、たまたま自分を表現する場であったというだけで、その数字の残し方、数字に辿り着くプロセスが自分を表現する場であると思います。

営業の世界で、よく言われる事ですが、、、

「営業マンは商品を売るな、自分を売れ」

といった格言めいた言葉がありますが、これは何とも的を得ていると思います。

ですから商品の理解はもちろんのこと、それ以上に自分自身を理解していなければ、お客様からの理解を得られることはないでしょう。

だからこそ、、、

「自分という人間が理解できていない」

「自分が何者なのか分からない」

と思っているなら、そのことにつて半日でも丸一日でも、思索し自分の内面の理解を、深め続ける必要があるのです。そして、自分という人間を理解する境地までたどり着けて初めて、仕事場が「自己実現、自己表現の場である」と言えるようになるでしょう。

「ビジネスマン芸術家ではない!」だから、仕事に哲学や思想を持ち込むのは意味がない、、、こう考える人もいるのでしょうが私は、そうは思いません。

むしろ数字や結果でしか評価されないのであれば、自分なりの哲学や思想こそが必要であり、それが他者との差別化にもなるのです。

だからこそ、自分自身を自分の言葉で語れるようになって初めて、一人前のビジネスパーソンである!と言えるようになるのではないかと思います。

一人のビジネスパーソンとして自分を表現したいという思いがあるなら、尚更のこと毎日、毎月の数字だけでなく忘れがちになる、人生における目標を言語化し、目標達成の為の日々の行動を記録し続け、自分の強みや、得意なスタイルを構築していく。そして、日々の活動から行動に微調整を加える、、、

と言う一連の作業が必要であり、自分という人間と真剣に向き合うことが、自分という人間を表現し尚且つ、自分の世界を作り上げていくことになっていくと思います。

最後までありがとうございました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です