「人生100年時代」を生き残る、本当のセールススキルとは?

今の現役サラリーマン世代は2人に1人が100歳まで生きると言われている「人生100年時代」を迎えています。となると、あなたが20代若手営業マンであれば、65歳で定年を迎えても、あと残り30年以上を生きていくようになるでしょう。しかし「長生きできて、万歳~!」というほど楽観視できる時代ではなく、豊かな余生を過ごすのは、思うほど簡単なことではないのです、、、

しかもそれが、営業マンのようなホワイトカラーだと、なおさら難しい時代になると言われています。あなたの勤めている会社が、今もって終身雇用制度を保っているとすると、それは一見ありがたいことのように感じますが、実は、、、そうではありません

何十年も同じコミュニティに所属した人が、定年を境にいきなり社会に放り出されるのは、先ずもって堪え難いことであり、しかも、日本企業の雇用の特徴は、総合職の新卒一括採用が主流なので、必ずしもあなたが専門性のある人材として、1人立ちできる訳ではありません。

となると、、、

会社員であるあなたは、専門性という武器を持たずに定年を迎えることになるのであって、その会社の組織の中でしか通用しない人材になってしまう恐れがあります。これは営業マンであっても、同じであり「売る」というスキルを身に付けていれば、定年しても何とかなるんじゃないの?と考えるのは、早計と言うものです。

環境に依存すると、変化に対応できない体質になっていく、、、

「売る」つまり、、、セールスのスキル自体は普遍的に必要とされるものであり、どこであっても必要となるものでしょう。しかしながら、会社の看板を背負って自社の商品を売り、社内との調整を図りながら営業を行う営業マンであれば、普遍的な専門的スキルを身に付けているとは、いい難い一面があるでしょう。

つまり、、、

会社員として身に付けた営業スキルは「条件付きの営業スキル」であり「環境に依存した、営業スキル」となる確率が高いと考えられます。ということは、環境が変わると、、、一切、通用しなくなる!といった事態も考えられるのであり、セールスのスキルを身につけていれば、全てが安泰!という訳ではないのです。

では「環境に依存した営業スキルではなく、どんな時代でも普遍的に通用する営業スキルを身に付けるにはどうすればいいのか?」

この点を日々の活動の中で考えながら自分のキャリアアップを図ることが、人生100年時代を生きていく秘訣になると思います。

更には、AIが台頭してくれば営業の仕事が奪われるという予測もありますが、対人相手の仕事が、すべて消え失せてしまうわけではなく、顧客折衝のような対人スキルは今後も必要とされ続けていくでしょう。

ですから「人に笑顔で接すること」「感じの良い人物に思われること」など、営業に必要なスキル以前の「一社会人としての常識」を身に付けるのが先であり、客を客と思わず、部下には偉そうにして尊大な態度でのさばっているだけの、安定的な地位に執着した管理職もしくは経営者にはならないように、常に自分を振り返ることが必要であると思います。

200年先まで必要とされる、永続的な「スキル」

ここまでの話で考えてみると、なんだか人生100年時代がとても暗~いもののように思えてしまいますが、何もあなたを脅かそうという意図などなくて、どんな時代にも、その時代の先を見据えた悲観論があり、そして新しい時代を迎えるときには、何かしらのイノベーションが、そんな悲観論を吹き飛ばしてきたという、歴史的な事実があります。

20世紀後半の、1,990年代には「石油がなくなる!枯渇する!」と何かと節約をテレビCMや広告で訴えていましたが、今後は持続可能、再生可能エネルギーの研究も進み、石油がなくなるという理由の前に、環境的な問題から新しいエネルギーの活用に、社会が徐々にシフトしていくと思います。

このように、なんだかんだと言いながら、、、世の中がそれまでの論調とはうってかわり、あっさりと良い方向に変わっていく可能性もあるのです。ですから「日本は人口減少で先細りだ!」とか「社会水準が、ガクンと下がる!」などといった心配をする前に、老後という概念がなくなる、定年後の時代に向けて、自分の人生キャリアの設計を真剣に考えるべきだと思います。

あなたが若手の営業マンであれば、まずは目の前に与えられた課題を乗り越えることが、至上命題かもしれません。しかし、組織という枠組みの中だけで、目の前の課題だけをこなしていくと近視眼的な考え方しかできなくなっていくでしょう。それでは市場価値の高い人材になっていくことができないばかりか、定年後の人生に不安を抱えてしまうことになるのです。

であれば、どうせ営業スキルを身に付けるなら、社内外だけでなく、時代も問わないような普遍的な営業スキルを身に付けるため、自分なりの勉強を始めてみるのが良いでしょう。

結局、会社がなければ何者にもなれないといったビジネスキャリアでは、現在の職場でも満足のいく成果を残すことなどできないのであり、会社などあってもなくても必要とされ生き残る、基本的なスキルを身に付けるのが、100年先でも200年先でも通用するビジネスマンであると思います。

最後までありがとうございました。

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