「あなたにもできるビジネスモデルの作り方!」リクルートは、こうして新しい事業を立ち上げる

ゼクシィ、カーセンサー、ホットペーパー、スタディサプリ(旧名称、受験サプリ)いずれの名前も、あなたはご存知だと思いますが、これらの名前に共通するのは「リクルート」という会社に関係しているという事です。

そしてこれら以外にも、数多くのビジネスを成功させてきたのがリクルートですが、リクルートには新規事業を成功させるための再現性のある、驚くべきノウハウがあるのです。そのノウハウは、創業者の江副浩正氏が発見したリクルートモデルがベースになっているのですが、リクルートという会社の圧倒的な強さは「リボンモデル」というビジネスモデルを駆使しているからだと思います。

リクルートの強みは新規事業をゼロから立ち上げる点にあるのではなく、創出された事業をスケールアップさせる「再現性のあるノウハウ」を持っていることにあるのですが、そのリクルートを支えているビジネスモデルがリボンモデルと呼ばれているものになるのです、

3つの条件を使って、「見過ごされてきた困りごと」を見極める

リボンモデルと言われるその所以は、、、

リボンの両端の片方に個人を集め、もう片方に企業を集め、そこに両者が何らかのメリットを享受できるような働きかけをすることで個人、企業の双方を動かし、それを結びつけることによりリクルートがその中間で収益を上げる。といった仕組みを持っているためリボンモデルと言われています。

そして、個人と企業の双方の受け取れるメリットが大きくなるほど、マッチングの総量が大きくなり、総量が大きくなるほど、リクルートが受け取れる利益が大きくなっていくのです。

なので、リボンモデルに当てはめて新規の事業を起こし、その事業がうまくいくようであれば1を10にして利益を最大化すればよい。もしダメであれば、最小限の投資で見切って別の事業を始める。

非常にシンプルですが、このシンプルさが強みであり、シンプルが故にリクルートのビジネスは採用・求人、結婚、住宅、飲食、美容、旅行など「あらゆるジャンルで応用が可能!」であると言えるのです。

そして新規でビジネスモデルを立ち上げる際に使われているのが「不の発見」といわれるプロセスですが、これはある3つの条件を使って見極めを行います。

1つ目の条件は、誰も気がついていない見過ごされた「不」であるかどうかということ。

2つ目の条件は、

「潜在的でも大きな市場ニーズがあるのか?」

「本当にそれが求められているものなのか?」

であり、既存の産業構造を変えてしまうほどのポテンシャルがあるのか?を考えます。

3つ目の条件は、

「そこに不があったとしても、それを解決することで本当に収益になるのかどうか?」ということです。

ここで「不」について説明を付け加えると、「不」とは、、、「不便」あるいは「不成立」と考えても宜しいかと思います。つまりは、簡単に言うと、市場として認識されていない「見過ごされてきた困りごと」といっても差し支えないかと思います。

なので、この3つの条件で「不」の見極めを行い、新規事業の起点を探して立ち上げを行いますが、その際に重要なのが、

「市場規模がどのくらいか?」

「ユニークであるか?」

「志はあるか?」

といった3つの視点でもビジネスアイデアを審査していきます。そして、テストマーケティングを行い、単なるアイデアでしかなかったものを、一つの「事業」という利益を追求できるビジネスモデルに育てていきます。

この時点で「収益化が見込める事業である!」と判断されれば、そこからがリクルートの強みであるスケールアップのプロセスに入ります。スケールアップの段階では、マネタイズの設計や事業を成功させるための行動指標の発見に注力し、そしてプランニング、行動、修正といったプロセスを高速で行いながら、上手くいくための道筋を探ります。

なので、会議やミーティングの場では、一般的な企業で行われているような「過去の数字」である売り上げがどうだったか?が主題ではなく、

「なぜ売れたのか?」

「なぜ売れなかったのか?」

と、結果に対して何が働きかけているのか?を重要視しています。よく言われる事ですが「売上げ」とは過去の実績が現れた数字であり、それがそのまま未来を約束する訳ではありません。ですから、リクルートは数字そのものよりも、その数字が表れるプロセスを重視しているのであり、そこに「未来に託せる可能性があるのか?」といった事をより重視しているのだと思います。

新しい事業を起こす場合、アイデアを実際の事業としての形に起こすのは、勢いだけで行うこともできますが、その新しい事業を育て、実際に収益を上げることこそが継続性を必要とするものであり、組織としての地力を試されるプロセスだと思います。

「自分なりに考えみること」これが、ビジネスには必要で普遍的な思考となる

リクルートと、あなたのビジネスを単純に比較することはできないと思いますが、それでもクライアントとカスタマー両者を仲介するリボンモデルは、あらゆるエージェントビジネスで応用可能であり、潜在的な市場があれば、大きな収益を手にする可能性があるでしょう。

ですから、既存の事業に加えて、このリボンモデルを使って新規のエージェントビジネスを起こしてみるのも、面白い試みだと思います。それに、ビジネスの本質は、

「自分と市場をいかに結びつけるか」

であり、リクルートを支えるリボンモデルは、ビジネスというものの基本的な考え方を改めて、教えてくれていると思います。しかし、「自分のビジネスは、それほど大きくはないし、そんなに資金もないよ、、、」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

けれども「ビジネスモデル」とは、、、規模の大小で使える、使えない、と言うものではなくて、本質的に優れているものであれば、誰であっても使えなければおかしいのです。

翻って「自分と市場をいかに結びつけるか」などと言うのは、ビジネスモデルと言うよりも、ビジネスに必要な普遍的な「思考」であって、考え方の1つのヒントとして扱えば、自分なりの「ご縁」を活かしたエージェントビジネスを見つける事が出来るのではないかと思います。

本日もありがとうございました。

 

 

 

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